平良空瓶店
泡盛の空瓶はリサイクルと新瓶使用の2種類がありますが、
今日は、空瓶店を見たときの記事です。
お近くに瓶の引き取り先があったら、見に行ってもたのしい・・・・と思いますが、
空き瓶回収屋さんの行き先は、すべてここ。
空瓶店です。
わたしの住む浦添には、「平良空瓶店」があります。
(なんと平良空瓶店さんは、県内に数店舗あるのですが、親戚でも何でもないそうです。)
店の人に聞けば、ここには全島から集まると話しており、
回収のシステムは、個人持ち込み、業者(空き瓶回収業)持ち込みと2種。
共に現金商売のようです。
金額は、1升瓶でリサイクル用の茶色が25円。
4合瓶も同じ25円程。
それを、酒造所は10円から15円の上乗せで引き取るそうです。(ビール瓶は別)
広い敷地で扱われる瓶は、主にビールと泡盛の2種類。
ビールはオリオンが主ですが、アサヒ、キリン、サッポロもあり、
県外品は選別されると、船便で送られるようです。
(県外運搬費もバカにならないと思いきや、利益は出るシステムのようです。)
想像できないのは、泡盛の瓶の仕分け。
見た限りでは40種類以上はあります。
選別された瓶は、それぞれメーカーに返されるのですが、驚いたことに
大手はポピュラーな瓶(2枚目の瓶)は購入し、リサイクルはせず、新瓶を買うことでした。
中には見分けにくい瓶もありますが、選別してメーカーに送られます。
ここでは洗浄せず、あくまで、回収・選別のみ・・・
そういえば、メーカーには洗瓶機がありますね~。。
「飲み物だから、ここで洗ってもまたメーカーで洗わないといけない・・」と店主。
考えると、メーカーは新瓶でも洗いますよ・・・
まとまった数になると、パレット(1枚目、木の台)に載せられ、トラックへ・・・
1パレットには千本以上の4合瓶が乗り、トラック1台には6パレットが乗ります。
少ないときで3台/日、多いときは10台にもなるとか・・・
今回は、リサイクル業務のなかでも、最も完成された瓶回収のシステムをご紹介しました。
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