比嘉勇彦さんの窯出し
今月の初旬、比嘉さんの窯に行きました。
スコールも多い中、窯焚きは順調だったようで、良い酒甕が出ていました。
写真の1斗程の甕は、雨にやられた商品もあったようですが、
やはり、登り窯は焼きが安定しているというか、
雨の影響も穴窯ほどではない!と聞いています。
芸術性も求めますが、酒持ちは安定した熟成さえあれば、上等甕です。
大きな1石甕が2つ窯出しされ、1つは「うりずん」の銀座店オープン用(手前)だとか・・・。
奥の甕と比較しても、大きな胴周りと水を入れた音も素晴らしく、
ホント、惚れ惚れする甕です。
比嘉さんも満足の様子でしたが、この窯で出来なければ間に合わない・・・との心配に、
雨もあったので、ヤキモキしたのではないでしょうか?
でも、この仕上がりは、やはり窯の「火の神様」、そして、「酒の神様」の存在を、
証明するかのようです。
実物は、東京でしか見れなくなるのは残念ですが、
良いクースを育ててくれますよ・・・きっと。
今度会うときは、この甕のクースを飲んでみたい!
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