イエラム
イエラムの原料となる濃縮糖蜜です。
島内産のサトウキビは、黒糖用もあるのですが、
伊エラム用の原料は、絞って濃縮し保安されております。
保管原料があるので、1年中ラムが生産できる仕組みとなっています。
酒造所も見学できるように、改築され、観光資源としても活躍中です。(要予約)
工場は、島の東側に位置し、製糖工場の敷地内にあるので、
冷蔵保管庫があり、濃縮形態で保管。
その他にも、島の名産「らっきょう」の種なども、保管されていました。
糖蜜は水で希釈され酵母を加え、発酵工程を経て蒸留されます。
もともと、バイオエタノールの実験用に作られた国の施設で、
E3ガソリン用のエタノールを生産していました。
実証期間を終え、村が工場を譲り受け、ラム工場に改築。
国の実験はどうなったのでしょか?
ここでは原料の保存法など、他にはない工程が見れますし、
ラムの品質も安定し、評価の高い商品となっています。
また、色んな樽を利用し、ダークラムの製造にも力を入れ、
2度の日本一も受賞。
伊江島と南大東には、泡盛は無いのですが、ラムがある・・・。
とはいえ、地元で評価が高いか?と聞かれると、
高価なので、あまり流通はしていません。
イエラム関連でした。
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