2024年04月26日
ワインの比較した泡盛の飲み方
先に書いた“開く”の工程。
ソムリエは、飲み頃を重視して、美味しさのピークでワインを提供します。
泡盛クースには足りない技術者です。
それに代わり、泡盛では提供する持ち主が、うるさいマナーを語る。
それが、古酒の文化を伸ばせない原因かもしれません。
何十年掛けて育て、良い熟成をした泡盛でも、飲み方の間違いがあれば大無しです。
提供主は、熱弁する・・・。
それが、めんどくさい!
泡盛に足りないもの!あるとすれば、ソムリエのような人。
このことは大きい短所だと思います。
すぐ飲んでもおいしい古酒!待てば何倍も美味しい。
伸びる香りは、それぞれの個性です。
そこを味わわず飲むのは、どんなに残念なことか?
泡盛業界では、直ぐに美味しい泡盛を仕上げるブレンダーの育成に取り組んでいます。
数年熟成した古酒をブレンドし、味を仕上げ商品化する。
ブレンダーにかかれば、味の魅力が増すのは間違いない。
しかし、泡盛クースはそもそもブレンドです。
仕次ぎには、必要な技術ですが、
飲む直前のピークの見分け、飲み頃の提供が、一番大事な要素では?
ワインに出来て、泡盛に出来ない事はない!
クースソムリエの育成が、今、一番急務だと考えるのは、私だけでしょうか?
良いクースがあるのに、飲み頃が分からない、飲み方が分からない!
それが、クースにとって一番不幸なことだと思います。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
│泡盛