2024年01月25日

瑞泉の看板



この本を読むと、佐久本家の本家は「咲元」の佐久本家。

佐久本政敦氏は、担い手として喜屋武酒造に婿入りしたとありました。

喜屋武酒造が佐久本政敦酒造を経て、現在の瑞泉酒造になっている・・・。

佐久本政敦氏の泡盛人生の本は、私も勉強になりましt。

興味があれば、皆さんも是非読んでみてください。  


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2024年01月09日

神村酒造



神村酒造の渡久地工場長が、ブレンダーとして認められた記事です。

県下、樽酒が多いのですが、一番初めに樽酒に取り組んだのが、この神村酒造。

その銘柄が「暖流」なので、樽酒造りのブレンダーとして、

暖流、酒造所ともに、樽酒の第一人者として認められたような受賞ですね。

それも、3年で認められたのは、すごい事です。

樽酒は、樽の使用回数でブレンドするはずですし、色の規定もある。

今回は、鑑評会用ではなく、一般販売されている商品での受賞ですから、

安定した樽酒の品質に、太鼓判という事です。

おめでとうございます!
  


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2023年10月18日

酒造り



沖縄の新聞には県内酒造所の取材もなかなか掲載されない中、

九州の酒造所の話題が、掲載されることがあります。

クラフトウイスキーやクラフトビールなどが数年前の話題ですが、

何がクラフトなのか?

意味は「手造り」らしいのですが・・・


沖縄の泡盛メーカーも焼酎を造ったり、ジンを造ったり、色々手掛けてますよ~。

私的には、一時的な遊びとしか思えませんが、

高級感があれば、観光客にはある程度、売れるようです。

それもこれも、元が泡盛で品質がいいから!です。

他の種類に移行しても、味は間違いはない!のですが、

原酒となる泡盛の品質自体を向上する為の工夫は、あまりPRしていないような気がします。

このブログでは、汲み水をお下げて、詰まった酒を造る話とかしていますが、

最近は、聞くようになりました。

更なる品質の向上を願うばかりです。


  


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2014年02月10日

オークション



私の参加する古酒会では、オークションにいい酒が出ていると、

古酒会の対象酒として、落札価格を決め、セリ落としたりしています。

基準となる味と値段に知識があるから、出来ることなのですが、

瓶なので、よほどの自信がないとできないですよね。


昔の味の再現は、二度と味わえない贅沢と思っているので、

この会のような会も、最近は増えているように思えますが、

それも、焼酎・泡盛の低迷化も手伝って、

行い易くなっているな・・と感じます。


さて、崎山酒造廠と言うと、

最近のコメントには赤松藤のお湯割りも掲載されましたが、

好みは、マジに人それぞれ・・だから嗜好品なんですが、

ご紹介の飲み方も、試してみる価値は十分ですね。

私の味わった松藤の思い出と言われると、

やはり、工場の建て替えで出てきた40度の超古酒。

あの味は一生忘れられない、香りの高い、フルーティーな、

すばらしい古酒でした。

よく足を運んでいた酒造所さんで、あなたには1本分けます!

ということで、頂いた1本だったんですが、これがお化けでした。

あれ以来、あの味にであってませんが、

今会の酒も、あの雰囲気があるかもしれません。


メンバーには、南南西の美味しそうな古酒を持っている方もいまして、

どんなときに、どんなメンバーで飲んだら・・・という話もありましたが、

私は、20年くらいの熟成風味の松藤と比べると、

その南南西のスゴさが、より引き立つと考えます。

いい古酒なのは間違いないので、最後に残ることがあれば、ショックですから、

飲み足りない・・・くらいの料に小分けするお話も、したのですが、

無駄に飲まれない酒の量を準備をすることが一番のポイントかな?と思います。

絶対、美味しいから、また欲しくなるのが古酒です。

ここれも辛いいんですよね。

良いクースであれば、余計にそうです。

でも泡盛は、飲み物ですから、最後は飲まないと・・・

アドバイスになるかはわからないですが、

私も楽しみ・・・とだけ書いて、終わります。  


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2013年10月10日

酒造所見学と懇親会



9月の酒造所見学は、最後の酒造所にて懇親会を行いました。

某楽園の方にお願い頂き、酒造所で行った懇親会でしたが、

3時間以上に渡り行われ、凄いことになっていました。(笑)


2つの酒造所から蔵人に参加を頂き、

懇親会を行いましたが、各参加者から頂いた会費は、

見学した酒造所でクースを購入したり、この場所での費用に当てました。

数人の方には、マイクースの差し入れを頂き、

また、各自でグラスも持参していることに、

蔵の人たちも、泡盛への関心の強さを感じたのか?

あるいは、そこまで酒ジョーグー?と感じたのか、

懇親で、皆さんが打ち解けるのに、そう時間は掛りませんでした。


見学会では、普段は聞けないこともお応え頂きましたが、

懇親会では、更にディープな質問が相次いだのではないでしょうか?

酒造所さんには、懇親会までお気づかい頂き、ありがとう御座いいました。

また、企画したいのですが、

こんなこと、何度もすると嫌われそうですから、

できれば、2年に一回くらいです・・・か?

次回もお願い致します。  


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2013年09月28日

瑞泉酒造のうちわ



酒造所に行くと、いろんなアイテムがありますが、

夏場は、何といっても「うちわ」が助かります。

それも、瑞泉さんのうちわは、B5サイズに入るコンパクトなサイズで、

何気に鞄に入れられる便利さがあります。

種類も写真の他に、3種類ほどあり、彩りも鮮やかに作られてます。


余談ですが、去年だったか?骨董屋で瑞泉のうちわがあり、

同社のマッチとセットで売られているのを見つけ、つい購入しました。

こういう販促品は、タダなだけに、

古くなり骨董屋に出ると、高いんですよね。

その時は、衝動に駆られ購入しました。

ただし、骨董の話になると、人気のあった酒の商品よりも、

マイナーな商品で、誰も知らないディープなものが高くなる!

酒とはまた、違うので注意です。


本題に戻り、ショールームでは、幾種類かの商品を試飲しましたが、

やっぱり、おもろ10年は、いいな~。

うちわもおもろで決定。  


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2013年09月26日

津波古酒造、蔵祭の3周年



太平のが津波古酒造が、蔵祭りを行ってから3周年を迎え、

先週の3連休前から月曜まで、祭りを行っていました。

すっかり、みんなに知れ渡った蔵祭りになりまして、

私的にも、嬉しいのですが、こんな時の限定が買い難くなってしまい、

限定品を買うのも一苦労です。



今回の目玉は、33年の43度が1万6千円。

来月の産業祭よりも、蔵祭りの方がよっぽど安いですね。

10年古酒が3500円だったでしょうか?

組合の「海乃邦」が、10年のスタンダードとすれば、

太平は半分以下ですから、めっちゃお得ですよね。

蔵祭りはこうでないと、話題性に欠けます。



3年間での津波古さんは、少し変わった商品も増え、

商品アイテムも1升瓶ベースで、レギュラー40度古酒をメインに、

新酒44度の菌違い(アワモリ・サイトウイ)とか、30度も25度もあれば、

10年古酒を先頭に8年、6年、5年も2種類、44度ベースと、

古酒造りの人、仕次ぎ用の酒と盛りだくさんです。

説明しないと、香りや試飲では分かり難い品揃えとなりましたが、

違いの分かる人が、買い分ければ幸いです!という感じで、上から販売がたまりません。

試されてるように、グラスに入れられた酒をノージングし、

ドキドキできる祭りになってます。

他の酒造所もこんなことして~!と叫びたくなります。


今回は、5年の35号タンクで、ブレンドされた5年を頂きましたが、

もう一方の、単一貯蔵の5年と比較しても、

柔らかな香りが、比較すると分かりました。

早めに飲むならこちらと35号を勧められ、迷わずゲットでした。


もう一つは、4合の6年「宴」で、

米の香りがしっかりしている香り系の風味の商品。

実は、島のオバーが、今月トーカチ(米寿)なので、

米寿にちなみ、米感のある酒を買いました。


ちなみに、トーカチは88歳の祝い、

旧暦の8月8日にするのが習わしなので、通常は今月の12日でした。

トーカチとは米の升を切る斗掻(とかき)の意味で、通常竹で作られます。

カジマヤーは風車の意味で、97歳は、旧の9月7日ですので、

覚えておくと、便利?です。

  


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2013年09月25日

スタンプラリーと特典



私なりで、参考になるか分かりませんが、

酒造所見学の楽しみ方を伝えてみます。(行って後なので、怒られそうです)


せっかく酒造所に行き、工場や蔵人に会えるのですから、

お土産となる話のネタは多い方がいいですよね。

ここでは、私なりのネタを書いてみます。

まず、写真のような、酒造所限定の古酒をゲットするのは、普通のファン。

今回はスランプラリーで、各酒造所を回ったので、その記念として、

何か特典が無いか?と考え、無理を言わない程度で一番いいのは、

そのスタンプをラベルにももらうことなどは、

別に酒造所もOK!と思います。



ただ購入だけですと、皆さんと同じですから、

自分だけの特典を探すと、結構見つかります。

蔵人との写真もいいですし、社長や杜氏のサインでもいい。

何でももらえるものはもらう。

ただし、お金のかからないもので、こちらも素直に喜べるものが基本です。

すると、オリジナル性の高いもので、

レギュラー品でも、酒造所で購入した価値が出て、

プレゼントにもいいですよ。

  


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2013年09月24日

酒造所の壁




酒造所見学に行くと、工場の壁に付いているカビの話がありました。

見学者の一人が「工場内の雰囲気、黒麹の壁がたまらない!」と言うと、

蔵の方が、説明していました。

酒造所内には、アルコールなどを好む菌も居て、

黒麹だけとは限りませんよ!という説明でした。確かに・・・。

その証拠に、「酒造組合では、製造はしてないですが、壁が黒いですよ。」

との説明に興味が湧いたので、調べてみました。


確かにカビは、ほとんどが黒だろう・・・というイメージがあります。

ダスキンのHPを見ると、60%が黒をイメージするそうです。

実際には、カビの色は主に湿度に関係し、色と性質に分けると、

・黒色や赤色のカビは、90%以上の湿度を好む、好湿性のカビで、

・青色や黄色(茶色系)は、80%以上の湿度で中湿性のカビ、

・更に黄色や橙色、紫色のカビは、65%の湿度を好む好乾性のカビ!

となるそうです。


沖縄は、高温多湿で、黒いカビをよく見ます。

加えて工場内は、米蒸しで温度が上がったり、湿度も高いでしょう。

だから、黒麹のカビ、持ち家菌などに交じり、

他のカビも多く、黒いカビが混じっているという話には、

「なるほど~!」でした。


でも、高すぎる回転ドラムの蒸気を受ける場所は、

さすがに、高温の殺菌をされてるようで、黒くない部分もありました。


カビは、約5万種が分かっているようで、

中にはアルコール好きの菌がいても、不思議じゃない!・・ですよね。

  


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2013年09月23日

酒造所見学



琉球泡盛倶楽部の今月のイベントは、

1日の「クースの日のイベント」に続き、

21日(土)には、首里の酒造所見学を行いました。

月に2回は稀ですが、ゆいレールで行う酒造所見学プランに相乗りし、

倶楽部では、各酒造所で酒を購入、最後に懇親会を行い、特別な催しとしました。



当日は18人の参加を頂き、大成功でした。

各酒造所様には、こちらから見学させて頂いたにも関わりませず、

丁寧なご説明、試飲、最後には記念品を賜り、

おもてなしを頂きました。(言い回しおかしい?)

心から感謝申し上げます。


最後は、咲元酒造の工場を懇親会場として御提供いただきまして、

楽しく泡盛談義ができました。

咲元の佐久本社長と会社の方々、識名酒造にも社長をはじめ製造の方々、

お世話になり、感謝申し上げます。


この日は、ブログ的にも濃すぎる大満足の内容でした。

小出しにして、掲載していきたいと思います。

では。
  


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2013年09月21日

泡盛以前の酒



写真は、ネットで販売されていた宮之鶴の帽子です。

かわいかったので、写真を拝見して掲載しました。

どこかが、仲間酒造の協力を得て商品化したんですね・・・かわいい!

でも酒造所は、PRされても、酒はたくさん出せません・・・。

お願いですから、古酒を出して欲しぃー。


さて、タイトルの「泡盛以前の酒」を考えたことがありますか?

沖縄では、明治まで口噛みの酒が残っていて、祭事の酒として、

使用されていたといいます。

そう、ここ沖縄では、泡盛以前の大昔、

酒は「口噛み酒」が主な酒だったということです。

時代的に、世界の酒にはワインなどの果実酒もありますが、

アジアを中心とする穀物主食の地域は、

主に、口噛みの酒を造っていた記録が残っており、

日本では米の伝来と共に、口噛み酒も始まっているということですから、

古くは、縄文や弥生時代、紀元前3世紀ごろに口噛み酒が始まっていたそうです。

日本の酒の歴史となると、それ以前の紀元前3~4000年に、

果実酒など、糖分が自然発酵して酒になる酒があり、

造ってい飲んでいた形跡も、遺跡で見つかっています。


米の伝来は、蒸留酒の伝来同様、諸説あるそうですが、

大陸説、琉球・台湾説、朝鮮説、複合説、など4つの説があるとか・・。

そして、口噛み酒も、始まったのでしょうけど、

よく聞くのが、未婚の女性が、米を噛みデンプンを醗酵で、

糖化する作業の一役を負った話。

唾液の酵素が、デンプンを糖化するのは、ご飯を食べると感じるのですが、

その噛む工程が、酒造りの元。


このブログでも紹介しましたか?

麹(こうじ)の名前の由来も、

コウジ⇒カウジ⇒カムタチ(噛む断ち)から来た話もありました。

噛む事をしなくても良くなった・・・女性の仕事が、麹の名の由来ですから、

口噛みは穀物酒の原点ともいえます。


ここまでは、酒好きなら、分かる人もいるはずですが、

はてさて?・・・口噛み酒って、何度くらい?と聞かれると、

ビールと同じ5度?あるいは、もっと高い度数?

想像していまいます。


でも、実験では、そんなに高くなかったとか。

その話は、続きで。  


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2013年07月11日

祭り情報



台風7号が近づいていますが、週末は天気も崩れるようです。

今回の7号は、大したことないのですが、

この時期の台風は、2週間おきに来ることが多く、

計算すると、写真のうんな祭の時期と被ります。

ン~・・・心配ですね。


今週末は3連休ですが、通年、夏休みの最初の土日は、

県内各地で祭りも多いんです。

ですが、今年は参議院選挙で21日が投票日となり、

翌28日に祭りが移動したそうです。

浦添の「てだこまつり」も同じ・・・。

台風よ~来るなよ~。


さて、「うんなまつり」と言えば、恩納酒造ですが、

去年は、「特に別な限定酒も無く、残念だった!」

との声も多かったことを、覚えてます。

私も去年を思い出し、今年は・・・?・と思ったので、

酒造所に問い合わせてみますと、

今年は準備しているようでした。

10年や特別熟成酒と聞きましたが、値段の設定などの詳細は、

今からとの事で、楽しみに待ってます!と返事しました。

私の気持ちと言うより、県内外の萬座ファン皆さん待望の限定酒ですから、

やっぱり、代表して伝えておきました。


やっぱり、台風は来てもらっては困る!という話です。

  


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2013年07月11日

金武町



写真は、金武町内に完成したダムで、億首ダムです。

高速から見えるので、みんな存在は知っているのですが、

ダムの名前までは知らない人も多いので、紹介しました。



金武町は、観光スポット的には薄いのですが、

このブログ上では、2つの酒造所があるので美味しい街。

写真は、恩納村に抜ける104号から撮ったもので、

車を止めると、ダムの堤体を裏表から見える場所があります。

ちなみに、建設業でもなければ、一切楽しくないのですが、

私は楽しい・・。


街中は、キャンプHANSENに面する国道があり、

ゲート向かいには、ジャラート屋さんを初め、

アメリカ人向けに、賑やかな風景があります。

写真のダムまでは、HANSEN前ゲートから北上し、2.5キロほど。

途中、役場を通り過ぎて左側に、黄色い看板の「久松食堂」があり、

そこの「チーイリチャー」は、カレーライスのような容姿で、

沖縄人のディープな食べ物ですから、

興味のある方は、是非食べて頂きたいし、

ダム正面の金武大橋を過ぎた左(白いアパートの1F)には、

大人気の「ぎんばる食堂」がある。

書き忘れたが、「龍」金武酒造は、役場近くに、瓶詰め工場があり、

国道を挟んで、右の集落内(分かりにくい)には、蒸留所があります。

その2か所を差し置いて、同酒造所では、鍾乳洞のある観音堂が有名ですが、

製造、蒸留の工程を見るなら、歩きでは無理なので半日係です。



高速出口の「金武インター」は、上記の繁華街の南側に位置しますが、

米軍基地のある繁華街より南側は、打って変わってのどかです。

写真は、高速ではサービスエリアのある「伊芸」の集落内。

この季節は、稲刈りが盛んで、「松藤」の崎山酒造を訪ねると、

こんな風景がみれます。

沖縄では、稲刈りは珍しく、滅多に見れないので、

感動します・・・(大げさ?)




この時期は、ガードレールも大忙しの大活躍。

いつもは、田圃への転落防止・・・安全のための「ガードレール」と思いきや、

この時期は、「稲刈りの為のガードレールなんだ~」と感心。

便利な安全設備に、費用対効果の高さを感じました(笑)



ガードレールなのか?稲を干した垣根なのか?解らないものに、

沿って車を案内されると、崎山酒造所が見えてきます。

この前聞くと、日曜日も開いてるようでしたから、

電話確認して尋ねると、休み日の観光にもいいですね。

こちらは金武酒造と違い、製造工程から瓶詰め迄、一か所で見れます。


以上、ざっと金武町の紹介でした。
  


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2013年07月07日

酒造所事情



写真には、千代泉が映っていますが、

千代泉の社長が亡くなられて、酒造所の操業が止まっていると聞きました。

以前、杜氏が社長と合わずに辞めたので、酒を造ってない!

と聞いていたのですが、社長の事情だったのかもしれません。

ですから、酒は造らなくなって長いと思います。

千代泉は、地元でのファンは勿論、宮古の酒の中でも、

柔らかな味わいだと、評判です。

硬水の宮古の水で、こんな柔らかな酒が出来るのは、

説明に分かりやすい泡盛だったのですが、残念です。

皮肉なことに、既に店頭から、酒はほとんどなくなっているとも聞きました。

心より、ご冥福をお祈りいたします。


同じ時期に皮肉ですが、

与那国の入波平酒造も、社長の健康上の理由から、

製造が止まっていると聞きました。

現実を確認したわけではないですが、

同じ時期に、2つの酒造所が廃業の危機にあるのは、残念です。

何とか、継続出来ることを祈っています。  


Posted by 住職 at 15:42Comments(6)酒造所

2013年03月27日

2013神村感謝祭より



3月の半ば、神村酒造の感謝祭に行きました。

今回のクース会では、面白い展示物がありました。




ギャラリーにあったステンレスの容器。

逆卵形が、甕の形にそっくりです。

貯蔵用のタンクを甕風に作ったステンレス容器ですが、

これは、私も考えたことがありました。

それにしても、結構デカイ!

自分で作っても、かなりの大きさで、保管場所に困っていたかも・・・?


クイズの答えは、蒸留器の立ち上がりの部分ですが、かっこいいー!



答えは、蒸留機の一部。

写真の場所です。

実はこの部分の活用は、私も考えたことがあります。

神村さんにあった古い蒸留機も、見てましたよ。

その時の写真が、これです。



マニアは、何でも見てますよ~。

蒸留機は酒造所の歴史ですから、この形で使用されることを嬉しく思います。

そのときの話では、「昔使った!」と言っても、

試験的に使った蒸留機だったと聞きました。

ある理由で、使わなかった・・・ということでしたが、

試験的に購入!ということに、太っ腹!と思ったものです。

写真が、2007年ですから、もう6年も前の事。

工場移転前行った試験だったんですね。

いい酒が出来ることを、期待しています。








  


Posted by 住職 at 22:00Comments(6)酒造所