2013年03月30日

ぼやき 3



今月8日にオープンした石垣空港。

まだ利用したことがありません・・・。


その八重山の話題で、「泡波」の話を耳にしました。

跡継ぎができたのか?

若い後継者が、どんどん酒を造って出している!という話・・・

本当でしょうか?

石垣市内でも泡波をたくさん見かけた!という噂を聞きました。

”ぼやき”というより、嬉しい話題ですネ。


小さな島の小さな酒造所の商品が、

良い酒なのに品薄でプレミアになっている話は、良くない。

たくさん造っても、品質が良くて人気があり、

プレミアになってもらいたいです。

そのうち、43度も造ってほしいですね。
  


Posted by 住職 at 22:00Comments(3)泡盛

2013年03月29日

ぼやき 2



最近出たのか?24年の県知事賞受賞酒で「春雨」の8年古酒。

30度ですから加水され、1合瓶で販売されています。

それでも、売値は1200円超え。

1升瓶換算ですと、12000円の価格。

春酒・・・高くなったな~・・・。
  


Posted by 住職 at 22:00Comments(1)泡盛

2013年03月29日

ぼやき 1



ぼやきシリーズを書いてみます。

発想は、写真が無いので適当な写真で書きたいことを書こう!

それだけですが、「ぼやき」のような内容になると思います。

初めに、古酒の郷オープンの話。


足並みが揃わなかった古酒の郷事業。

今月オープンした写真が新聞にもありました。

50tタンクがいくつも並ぶ光景が映っていましたが、

古酒造りに使われる酒の品質が、どうなんだろうか?と不安になります。

売り上げでは大手の3社が抜けている状況や、

資金面での不安が有る中で、

肝心の酒の質も、最大の不安です。

酒造組合の「海乃邦」などに使われる酒質は、

酸度、度数、濾過など、条件が厳しいと聞きますが、

肝心の古酒用の酒として、納められる酒質が聞こえないのは不安です。

20年先を見越して、業界のためと書かれていたのですが、

泡盛文化発展に繋がる事業となることを願っています。  


Posted by 住職 at 05:40Comments(0)泡盛

2013年03月27日

2013神村感謝祭より



3月の半ば、神村酒造の感謝祭に行きました。

今回のクース会では、面白い展示物がありました。




ギャラリーにあったステンレスの容器。

逆卵形が、甕の形にそっくりです。

貯蔵用のタンクを甕風に作ったステンレス容器ですが、

これは、私も考えたことがありました。

それにしても、結構デカイ!

自分で作っても、かなりの大きさで、保管場所に困っていたかも・・・?


クイズの答えは、蒸留器の立ち上がりの部分ですが、かっこいいー!



答えは、蒸留機の一部。

写真の場所です。

実はこの部分の活用は、私も考えたことがあります。

神村さんにあった古い蒸留機も、見てましたよ。

その時の写真が、これです。



マニアは、何でも見てますよ~。

蒸留機は酒造所の歴史ですから、この形で使用されることを嬉しく思います。

そのときの話では、「昔使った!」と言っても、

試験的に使った蒸留機だったと聞きました。

ある理由で、使わなかった・・・ということでしたが、

試験的に購入!ということに、太っ腹!と思ったものです。

写真が、2007年ですから、もう6年も前の事。

工場移転前行った試験だったんですね。

いい酒が出来ることを、期待しています。








  


Posted by 住職 at 22:00Comments(6)酒造所

2013年03月26日

201303 秀ちゃん会




今日の秀ちゃん会は、東京出張のためお休みしました。

たぶん、このブログが掲載される頃は、神田か赤坂で飲んでますが、

会のメンバーは、いいクース飲んでますよ。

私が居ないんで、楽しいはず(悔)

なんせ、今月は宮乃鶴ですから・・・!

宮乃鶴の古酒は、10年古酒40度で造られていたころから、

終売になって10年以上、20年以上のクース。

想像を超えています。

出来れば、東京に感想をください。


宮乃鶴と言えば、石垣の宮良にある人気酒造所。

特に前述のクースが、名を馳せました。

そのクースは、特にクリーミーな感想を覚えていますが、

もう一度、味の確認してから、ブレンドで酒精の高いクースと、

宮乃鶴をブレンドし、古酒造りをしてみようかと考えてしまします。

  


Posted by 住職 at 22:00Comments(5)泡盛

2013年03月25日

甘口と辛口



表題のテーマについて、

泡盛と清酒を比べる話ですが、カテゴリーは「お酒」とさせてもらいました。

泡盛の甘口と辛口。

先日行った「泡盛47」のイベント最中でも、

甘い・辛いの話は聞こえてきました。

そもそも泡盛に甘口や辛口があるの?という話は、聞かれますが、

清酒のようなものではなく、蒸留酒なので、飲んだ感覚・・

味覚で感じる触感を甘い・辛いで区別する程度です。

決まりがないので、その人なりの感覚で分けている。

ある人は味わい、ある人は香り系、ある人は後味・・などなど。

泡盛の甘辛は、数値などの決まりがあるわけでないので、

アバウトな話なわけです。

比べて、日本酒は日本酒度というしっかりした数値が表されいて、

解りやすいといえば解りやすい。

では、どうやって出しているのだろうか?

調べると、日本酒度計という酒精計(浮き計り)ような比重計があり、

15℃の温度で浮かせて、水と一緒の比重ならゼロ。

エキス分が多ければ、重い液体なので、浮いてマイナスを示す。

エキス分は糖分なので、マイナスは甘いという訳。

逆にプラスは、甘さが少なく辛くなる。

一方、糖分だけでなく、酸度という味覚もあり、

甘辛の感覚は、酸味が強いと、甘さが消される特徴もあるので、

辛口は酸味となっていることもある。


泡盛通は、こんなことも解っておきたい・・という話でした。


  


Posted by 住職 at 22:00Comments(1)泡盛お酒

2013年03月24日

クースコレクター



今でも「クースコレクター」と言われると抵抗がある。

そういえば最初は、沖縄中の酒屋巡りをした覚えがある。

残っているクースを求め、離島まで奔走したのは、

沖縄に帰って直後、20年も前のこと。

それでもブームからは遅れていたので、クースはそれほど残っていなかった。


周りには、同じことをする先輩も数人居たのですが、

買い漁ってから、「どこどこに酒があった・・・」と話をする。

一緒に行くことなど無いし、確かにあの行動じゃコレクションだと思う!

クースを見つけては、得した気分になっていた。

新酒ではなかったので、クースコレクター・・・。

仕方がない。

しかし、最近はどうだろう。

クースは昔ほど無いし、あってもバカ高い。

そんな理由もあって、クースは専ら自分の手で育てている。

「コレクター」と言うの金持ちワードが重なった呼ばれ方よりも、

単に「クース持ち」とか、方言で言うと「クースムチャー」の方が、

イイ呼び名ではないかと感じている。


私的には、その呼び名も何か足りない気がする。

もっとかっこいい呼び方・・・。

クースを育てるので、クースブリーダーなんてどうだろう?

ブレンドもするから、交配しているようなもんで、

新しい味が生まれる。

方言だと、クースチカナヤー?

クースを育ててるので、チカなってる。

・・・養ってるみたいな・・・。

何か、いい呼び名無いですか?
  


Posted by 住職 at 20:29Comments(3)泡盛

2013年03月22日

30度会の開催2



秀ちゃん会の30度会の企画がいい企画なので、

琉球泡盛倶楽部でも、行う運びとなりました。

4月のイベントで、月中旬の平日で、

おそらく会場を「カラカラとちぶ小」にして、行うことになりそうです。

会員と非会員の値段は変わるかもしれません。

おそらく、20人の限定で2時間くらいの内容になる予定です。

30度会は、泡盛初心者の試みのようで、さにあらず!

味は期待薄かも知れませんが、本当に20年~40年くらいの30度を対象に、

テイスティングを行い、熟成感を語り合う内容です。


30度は、15年~20年で飲め!とも言われますが、

熟成が過ぎると、水っぽくもなる。

あるいは、早飲みとして濾過が過ぎると、熟成感が軽い。

下手すると、劣化しているのだが、

それもすべて経験して、味を語り合うこと。

非常に上級者向けのテイスティング会になること間違いないのですが、

マイナー過ぎることも考えられます。

個人的には、20人で1升瓶5本分、約半分が美味しく熟成していれば、

大成功だと思います。

さてさて、乞うご期待。
  


Posted by 住職 at 22:00Comments(0)泡盛

2013年03月22日

登川誠仁先生



民謡の大御所、登川誠仁先生が亡くなりました。

写真は、去年の三板(さんば)の日の楽屋。

今年は体調も悪く、三味線の日や三板の日のイベントにも、

参加できなかったと聞きましたが、突然の訃報に驚きました。

私は、古典音楽だけでなく、民謡も人間国宝を認定するべきだ!と、

日頃から言ってました。

民謡界には、大きく影響した人なのは、誰もが承知ですが、

戦後の疲弊した沖縄を、先生の民謡はどれほど勇気づけたか・・・。

弟子たちを引き連れて、田舎まで公演廻りをした話も聞きましたが、

お金以上に、感動を与えた演奏や話術は、多くの人を魅了したと思います。

先生が居なくなったら、民謡界の人間国宝の話も

しばらく言えないかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=NpYDL7ErN8I

ユーチューブの演奏も、最後の言葉が気さくさを物語っていて、かっこいい。

沖縄を代表するオジーのイメージですよね。

ご冥福をお祈りいたします。




  


Posted by 住職 at 06:53Comments(1)芸能

2013年03月21日

酒造り



清酒の話ばかりになりますが、

1麹、2酛(もと)、3造り・・・という言葉を知ってますか?

清酒造りで、大事なもの!ということわざ的な言葉で、

調べると出てきますが、1と3は解ります。

私には、2が解らなかった・・・というか、

泡盛にはないワードだったので、調べてみました。


初めは、このブログでも書いた覚えがありますが、

仕込みのことだと思っていました。

清酒では、2次仕込み、3時仕込みがあるので、

その最初の仕込みを指すと思ってたら、

麹とイースト(酵母)を混ぜた最初の醗酵スターターの事でした。

激しく泡を立てアルコール醗酵する酛(もと)に、

原料の蒸米の仕込みをしていく。

泡盛は全麹なので、この酛は無いんですね。

直ぐ仕込みです。

それも、原料の蒸米を全量、すべてを一度に仕込みます。

米焼酎は、泡盛のような全量仕込みとは、限りません。

イモでも、同じく追加の仕込みがあり得る。

泡盛は、雑菌の発生防止のため、酸が薄くなる原料の追加はしないんですよね。

それが、特徴・・・というか、泡盛の条件。

酛(もと)の話でした。

  


Posted by 住職 at 23:18Comments(0)お酒

2013年03月20日

30度会の開催



以前に、30度の熟成感の話をしました。

30度は43度と比べると、ライトな感覚で飲みやすいところが良いのですが、

飲みやすさの追及も、濾過などで演出すると、

どうしても水っぽくなる。

それが、クースにすると解りやすく、美味しい30度の話になりまして、

今回の30度クースの開催につながったと思います。


考えてみると、クースとして売られる30度の泡盛は存在する。

販売される30度のクースの多くは、43度で貯蔵され、

濾過前の香味成分がある状態で、熟成され、

その香味を生かしたまま、加水し販売されるので、

一般酒を買って、瓶のまま古酒するのとは、味の深みが違う・・・。


しかし、今回の30度会は、

乱暴にも瓶貯蔵の30度を使用し企画しています。

秀ちゃん会の4月定例会での計画。

約30人で、8本の1升瓶を開ける計画なのですが、

居酒屋も貸し切る予定です。

酒は、今からメンバーの投票で決まるのですが、

ある意味、いい勉強になるはず・・・。

というのは、熟成の感覚が解りやすい。

もしかすると、劣化した酒もあるはず。

どんな造りの30度が、こんな味になっている!という感覚を磨くには、

30度の古酒会が、ベターな企画であると思えます。

それをするには、メンバーのクースに対する意識(知識)が、

高いことが求められます。

水っぽい酒もあることは間違いない。

でも、投票で対象酒を決めているところにも、

企画のアイディアがあるかと思います(嬉)  


Posted by 住職 at 22:00Comments(0)泡盛

2013年03月19日

湯島天神の話で



湯島天神と言えば、言わずと知れた学業の神様。

東京出張で、息子の受験合格祈願で、お守りなどを買ってきましたが、

聞くとこによると、あまりに有名な神社で、

一流ところでないと、「ここには行けない人もいる!」という話も聞きました。

行くからには、有名高校、一流大学、司法試験など、

神様の格に恥じない「お願い」があるとか?

私は、関係ないと思うのですが・・・。

土木施工管理技士の試験でも、湯島天神に行きますよ。


ここで、追加。

願掛けには、種類があると思いますが、

神様にお願いして、成就したなら、必ずお礼をするべき!という話。

お願いだけして、お礼をしてないなら、いけません。

やっぱりするべきですよね。

あるとこで、聞きました。
  


Posted by 住職 at 22:30Comments(0)スポット

2013年03月19日

酒離れ



先日ある酒造所で、酒離れが進んでいる話になりまして、

近所のオジー達の、井戸端酒飲み会もない!という話から、

昔あった酒消費の場を考えてみました。


写真は、東京の湯島天神ですが、

生活に欠かせなかった神事(かみぐとぅ)についても、

昔と今では、ずいぶん変わったと思います。


大家族の多かった昔、どこの家にも仏壇があり、

毎朝のウチャトゥーがありました。

「グヮンス」と呼ばれる仏壇のある家では、

朝はお茶を沸かし、一緒に酒もお供えしたものです。

「今日一日が、平和でありますように・・・」(ウートートと祈る)

今では各家族化して、仏壇も減りました。

人口や世帯数は増えたのに、そんな光景は無くなってきている。

当然、酒の使用量も減ります。


家の中には「火の神」(ひぬかん)もありました。

昔・・と言っても、私が小学校の頃にはどこの家にも。

旧暦の1日と15日(チィタチ・ジュウグニチ)は、

ヒヌカンへの御願日とされ、そこでも酒が供えられました。


地域で行われる小さな集会も少なくなり、

結婚式も持ち帰りの1合瓶も無くなり・・・

昔と比べると泡盛の使用頻度は、激減している気がします。


結婚式などは、嬉しいお祝いなので、記念の酒は嬉しいもの。

残せるような商品にすれば、今でも喜ばれる逸品です。

しかし、そんなアイディアも、

個人で企画すると式場側では迷惑?

酒が売れなくなるので、料金を取らざるを得ない。

会場で飲む酒とは違う、記念の酒!

ならば、売り上げになるので、式場側に企画してもらうのが、

手取り早い!・・・売り上げ増です。

などなど。


酒を飲む人が減り、酒離れの時代と言われますが、

泡盛全体の売り上げが落ちた背景には、色んな事があります。

しかし、他の酒類と違い、泡盛は飲まなくとも、

置いておける(貯蔵熟成のシェアーがある)

まだまだ、頑張る場所がある!  


Posted by 住職 at 22:00Comments(0)泡盛

2013年03月18日

仕込み中



追加注文の酒が、仕込み中でした。

隣の仕込みタンクと比較すると、やや黒ずんでる。

ちょっとだけ、ヒネてるかな~?

味をすると、白っぽいのが甘みがあるように感じるのだが、

ヒネて黒い方が、いいらしい(左)。

そこは、酒造所まかせで・・・。

楽しみですね。


タンクにかぶせてあるビニールのようなカバーが、

サクビという商品。

大きな甕の蓋にもカバーする商品で、

酒の味に影響しない材質だと聞いてます。

参考までに。




  


Posted by 住職 at 22:01Comments(1)泡盛

2013年03月18日

B8の話題



ANAの機内販売で、プレゼントされる飛行機のマグネットがあるんです。

現在、欠航中のB8のマグネットが欲しくて、

当たるまで、5つも買い物したのに、

そのマグネットが、不良品だった話。

ブリキで、1円硬貨大のマグネットに、飛行機の絵柄があるんですが、

787の物だけが、絵柄側がくっつき、

写真が意味ないものになってました。

買い物・・・無駄だったの?

と虚しい気持ちになりました・・・。






  


Posted by 住職 at 22:00Comments(0)旅行