2013年03月22日

登川誠仁先生

登川誠仁先生

民謡の大御所、登川誠仁先生が亡くなりました。

写真は、去年の三板(さんば)の日の楽屋。

今年は体調も悪く、三味線の日や三板の日のイベントにも、

参加できなかったと聞きましたが、突然の訃報に驚きました。

私は、古典音楽だけでなく、民謡も人間国宝を認定するべきだ!と、

日頃から言ってました。

民謡界には、大きく影響した人なのは、誰もが承知ですが、

戦後の疲弊した沖縄を、先生の民謡はどれほど勇気づけたか・・・。

弟子たちを引き連れて、田舎まで公演廻りをした話も聞きましたが、

お金以上に、感動を与えた演奏や話術は、多くの人を魅了したと思います。

先生が居なくなったら、民謡界の人間国宝の話も

しばらく言えないかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=NpYDL7ErN8I

ユーチューブの演奏も、最後の言葉が気さくさを物語っていて、かっこいい。

沖縄を代表するオジーのイメージですよね。

ご冥福をお祈りいたします。






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Posted by 住職 at 06:53│Comments(1)芸能
この記事へのコメント
住職様
ご無沙汰しております。
登川先生が病を得ているとは存じておりましたが、訃報には驚きました。
まさに「巨星墜つ」の感があります。
飄々とした飾らぬ人柄でありながら一時代を創り上げた鬼才。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ひ孫弟子より・・・
Posted by 寝太郎 at 2013年03月25日 02:11
 
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