2024年04月30日
瓶の貯蔵 2
瓶貯蔵のクースは、開けて飲んでみないと品質が分からないこともあり、
提供先で自ら開封し、テイスティングさせてもらいます。
大きく分けて、シンプルに甘みが伸びているものと、
複雑な熟成感を感じるもの・・・とに分かれます。
最初から、男酒と感じる飲みにくいものと
女酒と呼ばれる飲みやすいタイプが、2つに分かれているのか?と感じるのですが、
厚みを感じる酒でも、甘みが広がるクースもあり、
蒸留器由来もあると感じます。
私的には、どちらも好きですが、香りの変化の大きいのは男酒系。
何とも言えない複雑さをまとっていることが多い。
瓶貯蔵では、それをはっきりと感じやすく、甕貯蔵後のクースを想像しやすい・・・。
甕はどちらも甕感の「苦み」・「渋み」由来の味わいが複雑さを生むため、
甘みだけの酒系では、甕感を感じやすい。
瓶のクースを飲むときには、香りがまだ残っているのか?
後からも変化するか?
味に集約されているのか?とか考えて飲むのも楽しみですね。
細かな話をすると、威張っているみたいで、しませんけど・・・。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
│泡盛