2025年05月16日
新酒の扱い
新酒の味を確認する時も、時間をおいてみるとどうなるか?
前回書いた「開く」と表現するには、値しないにしても、
何らかの変化があるのは想像できます。
アルコールなので、粗いアルコールが少し飛べば、
原酒本来の成分も分りやすくなるのは、感覚的にわかります。
苦味、渋み、原料の米香、枯草臭、新酒のセメダイン臭(酢酸エチル)
味や臭みに若干の違いがあり、それらが古酒の熟成後の、
どの香りとなっているか?
新酒の味は、非常に興味がわきます。
それと、もう一項目、分かり難い「オイリー」という感覚があります。
ここは、後味の長さに直結している。
濾過をする前と濾過後を比べると、分かり易いはず。
とにかく、新酒の時から、良い古酒になるポテンシャルを利き分けることができれば、
良い古酒を育てることが出来ます。
泡盛は、新酒も楽しい・・・。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
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