2025年03月29日

イエラム

イエラム

イエラムの原料となる濃縮糖蜜です。

島内産のサトウキビは、黒糖用もあるのですが、

伊エラム用の原料は、絞って濃縮し保安されております。

保管原料があるので、1年中ラムが生産できる仕組みとなっています。


酒造所も見学できるように、改築され、観光資源としても活躍中です。(要予約)

工場は、島の東側に位置し、製糖工場の敷地内にあるので、

冷蔵保管庫があり、濃縮形態で保管。

その他にも、島の名産「らっきょう」の種なども、保管されていました。


糖蜜は水で希釈され酵母を加え、発酵工程を経て蒸留されます。

もともと、バイオエタノールの実験用に作られた国の施設で、

E3ガソリン用のエタノールを生産していました。

実証期間を終え、村が工場を譲り受け、ラム工場に改築。

国の実験はどうなったのでしょか?


ここでは原料の保存法など、他にはない工程が見れますし、

ラムの品質も安定し、評価の高い商品となっています。

また、色んな樽を利用し、ダークラムの製造にも力を入れ、

2度の日本一も受賞。

伊江島と南大東には、泡盛は無いのですが、ラムがある・・・。

とはいえ、地元で評価が高いか?と聞かれると、

高価なので、あまり流通はしていません。

イエラム関連でした。




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Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)洋酒
 
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