2024年01月21日
2024年特注品 2
汲み水歩合150%のタンク内です。
通常の様子より、7~8cm水が少なくなっています。
この時期の発酵は夏場と比較して、長くなりますが、
水が少ないと、もっと長くなります。
1回目の仕込み期間は23日間。
いつもの期間ですと、米の粒がまだまだ残っており(写真)、
発酵はまだ続いていると分かります。(米の蓋が厚い!と言ったりします)
水が多いと、やはり蒸し米は溶けやすくなるので、糖化発酵のスピードが上がります。
だから、更に水を多くする・・・。
あまり早いと、糖が濃くなり「濃糖圧迫」が起き、アルコール発酵する酵母の働きが悪くなる・・・。
泡盛はタイ米なので、硬質米の溶解が遅いはず。
清酒との発行バランスは若干違います。更に、原料を追加する2次仕込みもない全麹。
清酒の場合、汲み水歩合は130%とかもよくある。
泡盛は全麹なので、その辺の発酵バランスも難しいのでしょうね。
専門過ぎて解らない。。。
汲み水歩合をつめると、成分も幾らか変わるのか?
その辺りは疑問です。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
│泡盛