2010年09月18日

藍花小

藍花小

藍花小は「アイパナグァー」と呼ぶそうです。

尚順男爵のP16に、「其時の容器は支那製の紫泥の小急須に杯は俗に藍花小と称する

此も支那焼きの親指大の藍色の小点々の模様入りの小杯で・・・」とあります。

おそらくこれの事だと思います。

写真は、パレット4Fにある那覇市歴史資料館に展示してある福地家の酒器で、

クース用の極小ちぶ小。

写真は資料からですが、実物も藍色の斑点が綺麗です。

恐らく、スンカンマカイのように大量生産だったと予測しますが、

小さな杯なので、無傷の実物は皆無です。

資料館は、大人で300円。

他の酒器もありますので、一度は見るのも勉強です。


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Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)酒器
 
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