2013年10月12日

アジアと東洋

アジアと東洋

あるイベントで、アジアと東洋の違いを考える場面がありまして、

自分も同じように使っていたと感じたので、

改めて、調べてみました。


YAHOO知恵袋にあった記事を掲載すると、

東洋とアジアの違いは、

東洋:アジア諸国の総称。
特に、日本・中国・インドなどアジアの東部・南部をさす。

アジア:六大州の一。
ユーラシア大陸の東部と中部、および付近の島々からなる。
ウラル山脈・カスピ海・カフカス山脈・黒海・ボスポラス海峡を結ぶ線で、
ヨーロッパと画され、スエズ地峡でアフリカと接する。
世界陸地の約3分の1を、また世界人口の2分の1以上を占める。

とありました。

よくわからないので、面積的には、どうなるかと調べると、

日本では、東洋=東アジア、と一般的に考えられます。
それに東南アジアが入ることもありますが、
アジアよりかなり狭い範囲になります。
しかし、これがオリエント(=東洋)となりますと、
トルコから東の地域すべてを指す場合もありますので、
シベリアなども含まれ、アジアより広くなります。
東洋という表現はかなり幅が広く、限定しなければ、
比較の対象にすることはかなり無理があります。

東洋を「オリエント」とすると、シベリアを含み、

アジアより、広くなる・・・。

なるほど!です。

その他に、日本的には、

地理的なアジアに含まれる中東やシベリアには、
現代は東洋のイメージがない。
「東洋とは言えないが地理的にはアジア」という部分が存在するので、
アジア>東洋 ・・・ と言うことで、アジアの方が広いでしょうね。

という意見もありました。


思ったより複雑で、使い分け出来ていない事に気づいたので掲載。

どうも、厳密には東洋が広いのですが、

意識的にはアジアが広いと使っているようです。


イベントでは、中国人が「東洋」を「アジア」と言い直した事で、

笑いがありました。

もしかすると、「東洋」とは、

中国、韓国、日本で一般的に使われている文化圏が絡んでおり、

自分らを中心とする文化圏を示す意味で使われているのでは?と感じます。


ヨーロッパからすると、東洋は「オリエント」。

トルコ・シベリアなどの別の文化圏が入る広い地域になっている。

日本人に、「アジア」が大きく感じるのは、

オリエントをしっかり学べているから・・・で、

中国は、自らの文化4000年の歴史から、自国中心の東洋より、

アジアが広いと思っているかもしれません。


アジア大学と東洋大学は、どちらが包括している?

などの話題に繋がると、喧嘩しそうですね。


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Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)イベント
 
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