2024年12月07日

酒造所さんへ

酒造所さんへ

産業まつりでの話。

沖縄産、長粒米(インディカ米)の泡盛の話で、

「ウチは貯蔵して、3年待って古酒にして販売します!」

「楽しみに待っていて下さい!」という話がありました。

そりゃ楽しみです。待ち遠しい・・・。

ですが、酒造所が販売のタイミングを待って、初めて商品化する!というのは、

同なんだろうか?と考えてしまします。

どの酒造所も、検定タンクに入れて、数回分のブレンドで検定を受ける!

味は平均化されて、商品化されますが、

出来の良し悪しはお客さんには解らない・・・。

出来の良い酒は、特別に取り置きして、更に付加価値を付けて、

良い古酒として、商品化し、酒造所の株を上げる!

これもいいかもしれませんが、

私的には、新酒から少量でも売って、飲み手を育てる事も大事だと思うんです。


話は飛びますが、ヨーロッパのワインの飲み手は、飲み頃を過ぎたワインを口にしても、

想像で数年前の風味を語る・・・飲み手の熟成も凄い!

今の良い所も、しっかり伝える。

これは、熟成過程を知っていて、飲み手も経験しているから言える事だと思います。

泡盛は43度。

ピークも先ですから、熟成過程はワインより長い。

ワインの様に、貯蔵環境を整えると、長くなるのは明らかですが、

沖縄の気候下ですから、実際はもう少し早くなっています。

それでも、43度のピークは30年前後を感じる事もしばしば。

出来れば、良い酒の蒸留直後から、古酒までの熟成過程は知りたいじゃないですか?

酒造所だけの特権じゃ無く、飲み手も育てて頂きたい。

泡盛を育てるだけじゃなく、飲み手も!って話です。

どうでしょう?

私のわがまま?

誰か教えて!


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Posted by 住職 at 22:00│Comments(3)泡盛
この記事へのコメント
古酒の方が美味しいので、古酒を買って飲みますが新酒を飲むのも大事ですね。
住職さんは日頃何を飲まれてますか。
Posted by しろくま at 2024年12月11日 23:44
日頃の家ではほとんど飲みません。
新酒は、始めに出来たときに飲んでいますから、
臭いイメージも強いのですが、
その中にも、旨さが共存するか?です。
いつもは、スナックとかで一般酒がほとんどで、
美味しい泡盛は?と聞かれると、
家の古酒が一番旨い!と答えています。
(笑)
Posted by 住職住職 at 2024年12月12日 15:16
住職さんのブログ読んでるだけでも、住職さんの古酒がかなり美味しそうなのが分かりますw
Posted by しろくま at 2024年12月12日 22:46
 
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