2013年04月04日
酒税の勉強

日本の酒税法が悪法と感じている人は少なくありません。
酒好きが勉強すると結構面白い酒に関する法律「酒税法」。
当ブログでも、泡盛・焼酎に関して、
色の規定などで、大きく影響している等を紹介してきました。
この際、面白いので色んな話題に触れてたいと思います。
昔の話で、調査が困難なので、質問はご遠慮ください・・・(笑)。
先ずは、「甲種」、「乙種」という昔の規定の話。
泡盛を含む味わいのある本格焼酎が「乙」で、
アルコールを水で薄めただけの酒が「甲」だった訳・・・?
答えは、大手メーカーの政治力と言われています。
アルコールを造る連続式蒸留機は、大きな設備投資を必要とします。
その点、大手メーカーが持っていて、甲種のお酒造りには資本力が必要でした。
その造り手が政治力を使い、甲乙を決めたという事ですから、
ホワイトリカーが甲になる訳です。
某メーカーの「純」などが有名でしたが、輸入糖蜜で造るアルコールに、
数%の焼酎を加え、味わいを整えていることから、
純なのに混ぜ物入り!と言われていたそうです。
Posted by 住職 at 00:01│Comments(3)
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この記事へのコメント
凄いですよね多段式連続蒸留装置.
まるで石油精製プラントのようで壮観ですね.
純なのに混ぜ物入りですか、言い得て妙ですね.
でも、飲み易かった記憶があります.
昔、冷凍庫に入れて冷やして飲んでいました.
まるで石油精製プラントのようで壮観ですね.
純なのに混ぜ物入りですか、言い得て妙ですね.
でも、飲み易かった記憶があります.
昔、冷凍庫に入れて冷やして飲んでいました.
Posted by Ai-Nyai at 2013年04月04日 09:15
やってましたネー、純の冷凍庫! 30年以上前かな? 安くて飲み易いものだから、ウォッカとかジンとかなんでも冷凍庫に入れてみたような。でも純が純で無かったとは初めて知りました。
Posted by パラダイス鈴木 at 2013年04月05日 08:00
パラダイス鈴木さん
お互い歳がバレますね
お互い歳がバレますね
Posted by Ai-Nyai at 2013年04月05日 10:00