2025年01月16日
テイスティングについて
写真は関係ないのですが、泡盛のテイスティングについて書きたいと思います。
一般的にテイスティングと言えば、チューリップ型のグラスが思い浮かびます。
香り重視を感じますが、その通りで8割は香り!とも言われます。
泡盛のテイスティングにも、そのグラスを使用します(我々だけ?)が、
実際クースを飲むときは、チブ小(チブグァー)と呼ばれる小さな容器で飲まれます。
一般的なテイスティングが香り重視で、グラスに鼻を突っ込んで、行うのに対し、
クースでは、極端に香りを感じられない構造!と言うのは、とても違和感があります。
クースは、あくまで口に入れてからの鼻から上がる香りを、
飲みながら確認する!という事だと、思います。
にしても、「香りが開く」という待ち時間は重要で、
それも含めて、香りの開く時間が短くなるように、あの小さな器?
面白い文化です。
泡盛の容器は、ワインのデキャンタの役割で、カラカラもあります。
幾らかは、香りが開く手伝いはするはずですが、
あくまでチブ小に少量を注ぐための、所作を重視ている容器だと思えます。
考えると、切りがない・・・。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
│泡盛