2012年12月03日
タイの日本人町
タイに行くと、バンコク市内にある王宮関連施設は観光名所で知られています。
王宮の中には博物館もあり、日本から送られた日本刀も数多くありました。
日本との交流の深さが伺い知れます。
ガイドに聞くと、必ず出てくるのが「山田長政」という日本人。
ウィキペディアでは1590年頃から、タイで活躍した日本人とありました。
更に調べると、アユタヤの近くには、日本人町があり、
山田は、国王からの信頼も厚く、村の村長も務めていた人だとか・・・。
(写真は日本人町の資料館より)
村の人々は、「関ヶ原の合戦」の時代背景から、
日本で迫害を受けたキリシタンを含む人々。
軍の一員としても強かったようですが、
主に(日本との)貿易を生業としていたようです。
ここまでが、琉球泡盛の前振りというのは言いすぎですが、
その山田の時代から、遡ること300年。
1300年代暮れには、琉球の泡盛がタイから、
海路を通し伝わっていた!と言われています。
資料館年表にも、首里城をはじめ、泡盛などが掲載されていました。
因みに、資料館の甕泡盛(1升壷)は瑞泉でした。
タイ国内の資料としても、泡盛は交流の証として、
しっかり示されている事を知ると、嬉しく思いました。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
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