2025年02月23日
米の風評被害

写真は関係ないのですが、原料米の話ついでに・・・
2025年2月14日(今月)に、米の高騰対策で、
国の備蓄米を放出!という話がありました。
10万トンを去年の24年の米、5万トンを23年の米として、放出するようです。
備蓄米の管理は厳重に管理され、害虫やカビの発生もなく安全!
精米されてないので、味もそれほど変わらない!との事。
店頭に並ぶのは、まだ先で、4月以降だとか。
主食の米だけに、味については国民も敏感ですよね。
米関連では、国(農水省)が払い下げた米が、工業米指定なのに、
食糧米として流通した「不正転売発覚事件」を覚えていますか?
2008年、農薬などが残留しているのを理由に、
ベトナムナ産、中国産などの米が、非食料として三笠フーズに売却されたのですが、
こともあろうに、食用として転売した!という事件でした。
この事件が、事故米の事件として、
焼酎の米麹などに使用され、泡盛を含む焼酎の原料米の品質が厳しくなりました。
この事件で、泡盛はタイ米のクズ米を使っていたのですが、
食料用のタイ米となり、原料コストもかなり高くなりました。
それまでは、A1スーパーと呼ばれる古いにかからない、屑米が原料でした。
あれから17年。
以前は、質の悪い米だった泡盛も、品質が上がったと思います。
でも現行、20年以上古酒は、その時代の酒ですが、美味しい。。。
これからは、もっと美味しくなるってこと?
2008年の事故米時期を境に、古酒の味を比較してみるのも、
楽しいかもしれません。
Posted by 住職 at 22:00│Comments(0)
│無関係